たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

9ヶ月(1)

眠れない…ので、しばらく起きていました。
少し文章がまとまらないかもしれませんが、ずっと気になっていたソルちゃんに思うことを書きたいと思います。

現在は、今週始めに9ヶ月に入り、経過は順調です。
経産婦と言うことや、ルナちゃんの世話が第一で自分の体を気づかえないことから、色々なマイナートラブルが起こりそうだったり、思うとおりに休憩と運動ができなくて体が辛かったり、と言うのはあるのですが。

つわりは5月には収まっていたように思います。
ただ、ちょうど6月所属ブラスの定期演奏会があったり、その直後に急に相棒の両親が来たり、この地に定住するために駆けずり回ったりと、8月始め頃までは本当に忙しかった……
ことに加えて、実は一度途中まで書いた文章をルナちゃんの妨害にあい、セーブ前にPCフリーズでとばされてしまい、気力がうせたのも遅くなった理由の一つです。

回想。
思えば、ネットを介しての知人や、今いる土地で友達になった人達にずいぶん恵まれていたと思います。
あえて色々と励ましの言葉をもらって、そのどれもが嬉しいものばかりでした。
そのせいか、ひと月、ふた月位でずいぶんと気分が浮上したように感じていました。
しかしそれは表面上だけでだったようで、小さなきっかけ−−しかもなぜか一度にたくさんの−−で、ずいぶんと辛い時期を過ごすことになりました。

始めのがっかりは直接的なことでした。
手術後30日で体のリズムが戻ったため、すぐにでもソルちゃんにまたやってきて欲しいと思っていたのですが、リズム周期が変わってしまっていたため、うまくいきませんでした。
それも、そろそろかな〜と期待しながら市販薬を買ったその日に、チェックする前に今回はソルちゃんが来なかったのが確定となり、ものすごく、ものすごくがっかりしました。
その時に、不妊治療をずっと続けている人って、どんなに辛いんだろうと、その計り知れない辛さを始めて実感しました。
たった一度でこんなにがっかりするのに、そんな思いをずっとしているなんて…
これは本人じゃないと絶対わからない、ということがわかったのです。
もちろん、まだたった一回の私にはずっと赤ちゃんを待ち続けている人の辛さをわかろうとしても本当にはわからないんだろうなと言うことも含めて。

だから、「子供はまだ?」とか、「二人目は?」とか、聞いてもいい時期ってほんとに少ないんですね。
結婚直後とか、まだ子供はあえて作らないようにしている人とか、一人目産んで少し落ち着いた頃に「あなたはどうしたい?」という希望を聞くつもりで口にしないと、相手を深く傷つけるかもしれません。
実際私はソルちゃん待ちの時に「二人目は?」と聞かれて、ものすごくイヤでした。
しかも即答できっぱり答えないと、もっと聞いてくるし。