たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

9ヶ月(2)

(続き)
一度駄目だったせいで、次こそはと思ってしまい、それから更に辛い時期に入りました。
その時に、一番大切なのはもちろんパートナーの心構えなのですが…
詳しくはちょっとさすがに専門サイトでもないと書きにくいので書きませんが、とてもとても不満で頭にきたことがありました。
もう、いらつくし、ずいぶん投げやりな気分で、だったらもう子供は産んでやらないからな!!とまで思ってしまいました。(相棒は子供は二人欲しいと言っているので、この場合「産む」ではなく、押し付けがましく「産んでやる」になります。)
そんな気分でいながらも、自分は本当は二人目が欲しいし、もう、どうしようと思っていたときに、また別の友達が二人目を妊娠したらしいと聞きました。

えっ??

ちょっとびっくり。まだその友達がそうなると思っていなかったので。
そのときに、驚きのあまり、すぐにおめでとうと口から出てきませんでした。
その友達は、ソルちゃんがちょっとやってきたときに、おめでとう、大変だろうからできることがあれば手伝うから言ってね、と言ってくれたのに。
純粋な驚き(少し前にこういう話をしたばかりで、二人目はもう少し先にしたいと思っているのかな?と言う印象があったので。)以上に、うらやましかったんだと思います。
私ってこんなに心が狭かったんだとものすごく落ち込みました。
驚きと自己嫌悪と、そして、やっぱり私は早くソルちゃんに来て欲しいんだと言う気持ち。
まだ相棒に対しては完全にクールダウンできていなかったので、この際自分の気持ちだけを考えることにしました。
とにかく早くソルちゃんに会いたい。
妊婦になるのなんて、大変なだけだし、産んだ後だって大変だろうけど、相棒にはもう何も期待しないつもりで自分がどうしたいかだけで決めました。
かなり乱暴で無茶な考え方ですが、その時はそう思わずにはいられませんでした。
(しかしこれはあまりにも虚しいし、事実そうなると大変どころではないと思うので、お勧めしません。
私の場合、冷静になったら相棒はちゃんと協力してくれると思える人だったので、自分の気持ちを楽にするためにこう思うことができたのだと思います。)

それでもそれからしばらくは、その虚しい決意に救われていました。
そして、そろそろ結果待ち状態になった頃に、更なる不幸がやってきました。