たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

シリコンスチーマーと電子レンジ調理

味も素っ気も無いタイトルだけど、わかりやすく。

ひとり暮らしの男子にはシリコンスチーマーがぜったいにおすすめ - Future Insight


こちらを読んで。
女子でもオススメだよ!
二人暮しでもいけるよ!
四人以上は副菜とコンロが埋まってる時と肉まん用にどうぞ!


と、わりと日記のリンク元にシリコンスチーマー関連の検索も多いので、使っていて特に感じる利点欠点などを書いてみようと思う。
そうすると、まずは電子レンジ調理の利点欠点に言及する必要がある。
なぜなら、シリコンスチーマーの利点の一つの「楽」は、ほぼ電子レンジ調理による物だからだ。
ざっくり説明。


まず電子レンジ調理の目立つ利点。
・少量調理なら、時間と光熱費が節約できる
これは、エネルギーロスが少ないため。
個人的に、一人分パスタを茹でるのにお湯を沸かすのがもったいなくて、最近はいろいろ研究してルクエで茹でている。
ついでにキャベツを一緒に茹でたり、ソースを一緒に絡めたりと便利。
特にプロパンガスの人には強くお薦めしたい。
ただし、加熱時間は食品の重量に比例するので、多量に調理する場合は時短・節約にならない。
・味か濃くて美味しい
じゃがいも、にんじん、ブロッコリーなど、茹でると味が湯の中に逃げていってしまうが、電子レンジだとそのまま中にとどまるので、ものすごく美味しい。
ただし、ほうれん草のようにアク抜きが必要な物は、レンジ調理後水にくぐらせる必要がある。
・(対応していれば)容器ごと調理できる
そのまま食卓へ出せる容器を使うと、配膳の手間も、食器洗いの手間も確実に減る。
・調味料が少なめでヘルシー
特に油ね。
これも、使う調味料の無駄が無いと言うこと。
・発色が良い
こどもの好き嫌い克服のために、きれいな色のおかずを出すのは有効のようだ。
見た目が大切なパーティー料理なんかにもいいかもしれない。
他にもあるけど、ぱっと思いつくのがこれくらい。


次に、目立つ欠点。
・加熱しすぎるとカチカチになる
水分が抜け気って凝縮されちゃうんだよね…
パンとかさつまいもとか、葬るしか無い状態にしたこともあったよ…
・(量が多いと)加熱ムラが出る
これも特性上の問題。
特にこれかなあ。
他にも欠点はあるけれど、使い方でカバーできるので省いておく。
それで、だからどうしてそうなるんだよ、と気になる方にお薦めするのがこちら。
[rakuten:book:11514614:detail]
電子レンジと調理についてこれに大体書いてあるので、読んでみるとスッキリする。
また、、電子レンジ調理のコツやポイントは、プロのサイトを見るのが早い。
空飛ぶ料理研究家 村上祥子のホームページ
こちらの、「電子レンジ調理」に詳しく書いてある。
レシピもたくさんあるよ!
また、オリジナルのパイレックス調理道具があるので、そちらが好みならそれを使うのもいいだろう。


それでは、次に本題。シリコン製品を使うことの利点欠点。
(ちなみに、ネタにしているものは正確にはシリコーンゴム製品と言うのが正しいんだけど、まあシリコンで通ると思うので表現はそれに統一する。
この話題で、シリコン=ケイ素そのものだと認識する人はいないよね?)
まず利点。
・熱が伝わりにくい
食品が一度加熱されると、それが容器外へ逃げていかないので、エネルギー効率が良く、調理時間が短くなる。
・加熱ムラがおきにくい
熱を伝えにくいためこもった熱が食品全体に回り、また、多くが形も熱が回りやすいように設計されているので加熱ムラがおきにくくなる。
特に、レンジ蒸しケーキを作ったとき、端もふわふわにできて牛乳パックで作ったときとの違いに驚いた。
・熱や酸に強い
お酢を使う料理OK。冷凍もオーブン調理もOK。
・型離れが良い
キッシュもケーキも、バターやオーブンシート無しでもかぱっと外れる。
これって、度々使うとなるとすごく便利なところ。
・やわらかい
これも型から外しやすい理由。ぐにゃぐにゃ曲げて隙間を作れるんだよね。
また、狭い場所に曲げて収納できる。
ただし、大きいと扱いにくいなどの欠点にもなる。


とにかく、熱の回りが良く化学的に安定なところが良い。


で、欠点。
・高い、のに見た目が安っぽい
個人的に最大の欠点はこれ。
えーっ、こんな安っぽい(そう見える)もんがそんなにすんの!?というのがホントのところ。
たまたま自分の料理熱がアップした時に格安で手に入れたから使い始めたけど、そうでなければ今も手を出していなかったかもしれない。
最近は慣れてきたけど。
・独特の臭いがある場合がある
シリコン製品の臭いが、気になる人には気になるよう。
加熱すると臭いがわかる場合もある。
・油となじみやすい
それなりに油を使った料理の後、きれいに洗ったつもりでも油が残ってぬるっと感じる時がある。
・食品の臭いが付きやすい
臭いの強い物を使った後に別の物を作ると臭いが付いていることがあった。
シナモン&りんご風味の野菜とか、たまねぎ風味のケーキとか…
そうなる場合は面倒でなければ一度臭い消しをしたほうがいいね。


うーん、問題は高いこと、って感じかな。
物によるかも知れないけど。
こちらも各スチーマーのサイトは各々参照してもらうとして、
信越シリコーン シリコーンとは
気になる人はこちらで素材の特徴を読んでおくと多少はスッキリすると思う。


なんだか、構成上うまく書ききれない感はあるけど、以上が使っていく中で感じたことです。
まとめて利点を言えば、「ちょっと高いけど、手軽で楽だし洗い物も減るよ。茹でるより美味しいよ。ケーキもふわふわだし。(小人数分なら)光熱費も節約になるんだなこれが。」といったところかな。
気力が続けば、いくつか使ったシリコンスチーマー比較やオススメ簡単料理でも書いてみようと思うけど、今日はもう時間が無いかな〜。