やっぱいいよ！ルクエスチームケース！

さて、先日紹介したこの本。
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簡単なので出番が結構多い。はっきり言って早く知っていれば良かった。
しかも個人的にはかりを使うのは苦にならないので、粉物はカップや大さじ使うよりはかりで量ったりと手軽に利用している。
先日時間短縮のために、パンではなくこの中の蒸しパンを作った。
見たところ、いわゆるこの人のレンジ発酵パンの一次発酵までしたものをレンジにかけて蒸しパンにすると言う作り方だった。
うっかり思い込みで薄力粉と強力粉を間違えたりしたが、まあ手軽で軽食になるのでお正月の乱れた時間での重めおやつには良かった。
が、やはり先日紹介した簡単デザートにフルーツ缶を加えてトライフルにしていたら、意外と時間がかかってしまい、その間に蒸しパンがカチカチに…
食べるのが不可能ではなかったものの、非常に残念な食べ物になってしまった。
しかし、それだからと作らないのはもったいない。
要は、うまい具合に水分を保ってくれればいいのだ。
そして気がついたのがスチームケースを使うこと。
トレイの下に熱湯を入れ、ふたを閉めてチンすれば、きっとパサつきを抑えられるに違いない。
そのまま保存にも使えば、ほどよく水分を保ちながら置いておけるだろう。
結果、大成功。
作った直後、10分後、30分後、1時間後、3時間のつもりが3時間半後、じゅうぶん柔らかかった。
10分後と30分後はケースから出しておいた物も比べたが、内外では明らか過ぎるほどの差があった。
残念ながら、前回のカチカチが出来上がり何分後か解らなかったので、もしケースに入れて加熱していたらどうだったかはわからないが、少なくとも3時間半は経っていないので、保存にも有用だと言うことが良くわかった。
もし、電子レンジ調理に不満がある場合、スチームケースを使ってみれば、うれしい結果が得られるかもしれない。

ちなみに間違えて強力粉で作ったものは、蒸しパンと言うより中華まんっぽくもちもちした感じでした。
あれはあれで美味しいと思います。