たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

食いしん坊概論

at 2002 02/12 16:18 編集

私の相棒は食いしん坊です。
ごはんを食べるときは嬉しそうにしてるし、家に帰ってきたときにごはんが出来ているか私が料理中だと、とても嬉しそうにします。


そして、相棒は料理がわりとうまい方だと思います。
特に、おうち中華系、揚げ物系は、私よりうまく作るんじゃないかと思っています。
どうやら、本当に食べるのが好きな人は、作るのも好きなようです。
(同じように食べるのが好きだから作るのも好きな人を他にも知っています。)


私は美味しいものを食べるのは嬉しいのですが、生きていく糧としての食事は面倒がってしまう質なので、食べる楽しみ、というのが薄いときは作る楽しみしか残されていません。
それも他の楽しみに支配されているときは料理と食事がおっくうになってしまいます。
でも食いしん坊だと生きるために欠かせないことを楽しめ、その前段階も楽しめ、ちょっとうらやましいなぁという気もしてみたり。
(食糧難の時には苦しそうですが…)


相棒の料理ですがこれはいわゆる「オレ料理できるんだ」系(注)ではなく、今ある食材と買い物に行って目に付いた食材を組み合わせて作るものです。
ただ、どうも「これが食べたい!!」というのが先走るらしく、作りながら片づけたり、2、3品平行して作るというのが以前はあまりうまくなかったのですが、一緒に生活しだしてからというもの、私のアドバイスと実地によりかなりできるようになりました。


あとは「食器を洗った後、取り出しやすいようにかごに入れる」なのですが、一応本人は考えて入れていると言うことなのですが、「そうか〜なんかSSUが洗った後って取りやすいな〜と思ってたんだよ」なんて素直に言われるとつい「そのうち慣れるよ」とほほえんでしまいます。


おっと話がそれた(^^;
というわけで、食いしん坊の人は、炊事のなかでもごはんをつくることはみんな好きなようです。
そして、作ってもらうのも大好きで、美味しく嬉しく食べてくれます。
美味しいものは美味しいと、物足りないものは具体的に、発展させたら美味しそうなものはそのアイディアを話しながらの食事は楽しいものです。
どうも相棒と暮らしていると、正しい食いしん坊というのはこういうものなのかと思ってしまいました。
そして発展して、美味しいものだけを食べて、美味しいとは言わずケチだけは付けて、自分で料理すらしない人は食いしん坊ではなくて「いやしん坊」だなあ、と。


やっぱり一緒に食事するなら、いやしん坊より食いしん坊ですね。


(注)
まずきっちり作るものを決める。
必要なものはすべて新たに買いそろえる。
作り始める前に炊事場は片づいている必要がある。
何をするにも作業スペースは広く必要である。
道具や作業に使う皿は使い回さない。
同時に複数の料理は作らない。
作りながら片づけはしない。
食べる人に大きな賞賛の声を期待している。
片づけはしない。


笑っている人、ほんとそうでしょう?
怒っている人、図星ですね(ニヤリ)
鼻で笑っている人、料理くらい出来たほうがいいですよ。