たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

おとこのこたち、ちゃんと泣くんだ!

一見マッチョな人って、思わぬところでポッキリいっちゃうんだよね。

http://d.hatena.ne.jp/kobeni_08/20090705/1246760664
こちらを読んで。


人間、体温が上がると汗をかくじゃない?
心がヒートアップした時に、涙を出してクールダウンするのは自然なことなんだよ。*1


…なんだかまだまだ文章かけない感が強いんだけど、ずっと書きたい話題だったので、まとまりが無いけど書いてみる。


おとこのこ、しっかり泣こうよ。
特に小さい時に泣いておこうよ。
満足いくほど泣いたら、強くなれるよ。


きちんと泣いたら、そしてその時あなたをきちんと受け止めてくれる人がいたなら、ちょっとぐらいなら泣かなくても平気になっていくよ。
それに、死にそうなほどつらいときに、死ぬ代わりに泣いて終わりにできるよ。
あなたの心の基地ができていて、無意識に自分で自分を癒すすべを知っていれば。


これは、私の子育ての一つのポリシー。
娘も息子も同じ。


悲しいこと、悔しいこと、怖いこと、そんな負の感情の折り合いを付けるためにきちんと泣こうよ。
ちゃんと泣いたら落ち着けるんだから。
泣かないまま溜め込むと、いつか爆発しちゃうよ。


目の前の相手が泣いちゃって困ってる人へ。
泣いちゃうと話せなくなるタイプ(私だ)なら、泣くのは落ち着くための段取りみたいなもんだから、それまで待てばいいだけ。
「ちょっと落ち着くまで話は中断。落ち着いたら再開しよう。」
と言って保留すればいい。
泣いても話ができるタイプなら、続行できるらしい。
その時も、涙は気にする必要が無い。
泣いてる方も、好きで泣いてるんじゃないんだよ。
嫌でも勝手に涙が出て来るんだよ。
っとにもう、うっとおしい。


泣くと言うことは、特別なことじゃない。
そして、ちょっと泣くだけで感情の自己処理ができる人は、その後がすがすがしい。
当然、溜め込んで壊れてしまう事は無い。


話は飛ぶけど、身近にあった話を。*2
だいたいねー、一歳半なんて赤ちゃんじゃん。
特におとこのこなんて二歳になってもまだ赤ちゃんよりだよね。
その一歳半の赤ちゃんに「男の癖に泣くな!」なんて、あほか。
しかも、人見知りとか、普通に泣きそうなシチュエーションで。
いや、いたんだよ、そういうオヤジが三人も!!
そのうち二人は暴力付きで。
(一人は激しく、一人は弱め、しかしどちらも赤ちゃんに暴力を振るっていた。)
(まあ、暴力無しの一人は、立場的に暴力を振るえないというのもあったけど。)
男の癖に泣くな、と赤ちゃんに暴力を振るう神経が理解できない。
そりゃあ、泣いた相手より泣いてない相手のほうが扱いは楽に決まっているけどね。


男は泣くなというのは、大切なものを守るために、敵にはったりをきかせつつ、自らやせ我慢する時に自分にむけて言う言葉、ではないのか?
こどもなんて守られる側だろうに。
成長とともに、周りの大人の行動から、それを知るのではないのか?
けっして、泣くなと押さえつけられるのでは無く。
そういう「男の癖に泣くな!」なら、愛すべき男の心理として受け止めたいけど。
だからこそ、やせ我慢する必要の無いときに無駄な我慢をしないで、泣いて自分を癒して欲しい。
小さい時にきちんと泣いて、大人になっても泣ける、自分を癒せるすべを身につけて欲しい。


長くて発散しだしたので、次の「テラが泣いた時、ソルが泣いた時」に続く。


一度書いちゃってから思い出したので付けたし。
男もきちんと泣くようになれば、男の嘘泣き効果もずっと減ると思う。
少なくとも女の嘘泣きと同レベルには。
男の嘘泣きは女の嘘泣きより怖いからね。

*1:科学的にはアレかもしれないが、言い回しがしっくりきてしまったのであえてこれで行く。

*2:テラの話ではありません