たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

第一子は置いてけぼりの夢を見るか?

昨日夕飯時にルナが「怖い夢を見た」と言い出した。
そういえば朝もチラッと言っていたなと思い、ソルの相手もしつつ食べながら聞いていると、その時の気分を思い出したのか、だんだん泣きそうになってきて、大泣きになってしまった。
本人も「なんで(こんなに泣きたくなっちゃうの)〜」と言っていたが、きっとなんかの理由で泣きたかったんだよ、ルナちゃん。


夢の内容はと言えば、お父さんとソルちゃんが行っちゃって、自分は穴に落ちて、お母さんが助けてくれようとしたんだけどできなくて、でも最後にはエレベーターで上に上がって、お母さんが手を伸ばして助けてくれた、と言うような感じだった。
以前にも吹き飛ばされて洞窟に一人でいた夢(他の家族は一緒)や、お母さんがいっぱいいる夢などを見ている。
私も、幼稚園の頃、毎晩弟を負ぶって妹の手を引いた母の袖を後ろからつかむと、服が破れて中から骸骨が現れて、そのとたん黒尽くめの男達に追いかけられて、戦いながら逃げる夢を見ていた。
また、きっと同じ頃、弟と妹が、隣の部屋で掃除機をかけている偽者のお母さんににこにこ嬉しそうにくっついていて、私は本物のお母さんの横に座り、「何で偽者なのに(あんなに嬉しそうにくっついているんだろう)ね」と、べそをかきながらくっついている夢を見たことがある。


相棒に聞いてみると、自分はそういう類の夢を見たことが無いけど、お兄さんはあるといっていたようだ。
やっぱり、下の兄弟ができると、お母さんを取られちゃった気分があってそんな夢を見るんだろうか。
私自身、あまりそんなふうに思った記憶は無いのだが、潜在的にはそう感じていたのかもしれない。


ルナの夢で面白いのは、最後にお母さんに助けてもらったところが出てきていることだ。
これは何を意味するんだろう?
結局、ルナは泣いて泣いてご飯が食べられなかったので、相棒の帰りを待って一緒に食べた。
きっとお父さんにも甘えたいんだろうと思い、ご飯食べたら夢のお話して抱っこしてもらいなといったが、待ちきれず、先に話してまたまた泣いて、食べさせてもらっていた。
極甘の甘えん坊、ルナ。
そうやって、どうしても泣きたい時は泣いていいから。
抱っこして、よしよししてあげるから。
それは、きっと一生の心の基礎になる。