イライラは治まらないが
ルナを迎えに行く。
こどもは、朝ぐずったこともすっかり過去のことになって、私を見ると嬉しそうに笑って手をふる。
私はイライラが治まる要素が無いのでどうにもなっていないのだが、ここは親として、いや、まともな大人なら過去のことにしてしまうのが役目。
同じように笑って手をふる。
相手をしながら帰宅し、明日で幼稚園が終わるので、持って帰った一年間の作品を見ながら話す。
一年頑張ったね、と言ってもピンとこない様子。
本人は、楽しく幼稚園に通っただけなんだろう。
いいことだ。
そして年中さんになるのを楽しみにしている。
話していくうちに少しずつだがイライラは減る。
このまま何の粗相も無ければいつの間にか消えるのが日常。*1
イライラの原因がイライラを無くしてくれる。
こどもって、そんな存在。
自分にとって当たり前の毎日を送っていることがそのまま日々頑張っていることになっているルナ。
できれば、そうやっていい感じのマイペースに生きていって欲しいと願う。
*1:ま、一人で育児をしていると、新たな粗相が出てきて逆にイライラが増えることのほうが多いが。