たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

9ヶ月(5)

(続き)
妊娠したものの、期待しすぎると反動が怖いので、期待し過ぎないように思いながら今度は不安な日々を過ごすことになりました。
もう少し確実に判断するために、1週間後にもう一度検診。
妊娠は進んでいます。
それでも、やはり前回のことがあるのでちょっとしたことが不安になります。
痛み、血が混ざっている?など、気になるときはすぐに病院に行きました。
もうつわりの症状も出始めていたのですが、前回だって出ていたのです。
とにかく、早く前回の時期を過ぎて心音確認ができたらと思っていました。

その間にルナちゃんの精密検査がありました。
つわりで苦しい時期に待合室で長らく待つのは結構つらかったのですが(予約したのに何で?)、検査結果は「異常なし」。
普通の人でも聞こえる雑音が、たまたま大きく聞こえてしまうたちだということでした。

よかった…

ソルちゃんは来てくれた。車も何とかましに決着がついた。ルナちゃんは何も悪いところが無かった。

この一月の最悪の状態が次々にぬぐわれていきました。
そして、後はソルちゃん、もう行かないでね、と祈りながらつわりを乗り切る状態になったのです。

今回のつわりは吐きそうな気分に加え、頭痛とイライラがひどくて、前回より嫌な辛さではありました。
でも、ソルちゃんがいるから、そう思いつつ、気になることがあったらすぐ調べ、病院へ行きつつ、心音確認できる日を迎えました。

一区切り。これでだいぶ安心。
もういてもたってもいられなくて、日記に書いたころです。

それからはまだしばらくつわりと格闘しながら(相棒に当り散らしながら)胎動を待つようになりました。
友達が、ずいぶん早くから感じたと言うので今度は気をつけて毎日寝る前の胎動チェックをしていました。
ずいぶん早い時期に「そうかな?」と思う感覚があったので、検診のときに聞いてみると、
「経産婦さんは早めに感じますからね。そう感じるなら多分そうでしょう。」
というあっさりしたお答え(笑)
(私のかかっている先生は、きっぱりとしたことはきちんと言ってくれますが、そうでないことは気楽になれるような答えをいってくれます。どちらの時も十分気遣って言葉を選んでくれています。いい先生だ。)
しばらくすると確実に胎動だと思えるようになり、つわりもだんだん治まり、特に頭が急にすっきりした時の爽快感と言ったらありませんでした。

さて、つわりもだいぶ治まったことだし、と、練習やら住宅情報集めやらに忙しくなっていきました。