たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

9ヶ月(3)

(続き)
その月にはルナちゃんの1歳半検診がありました。
その時、保健センターの駐車場内で、なんと、

「後ろをまったく確認せずにバックしてきた車にあてられた」

のです。
不幸中の幸いで、面倒になりそうな相手ではありませんでしたが、こっちは時間もないし、初めてのことでどうしたらいいかわからないし、車は相棒が結婚前に知人から安く買ったものだからどうしたいかは相棒に聞かなきゃいけないし、一瞬何が起こったかわからないくらいの低速だったけど、妊婦になった友達も乗せていたし…で、とりあえず名前と連絡先だけきいて、検診に行くことにしました。
(相手の人も、もちろん用事があってきていたのですが。)

そして暗い気分のまま検診をしていると、なんと、ルナちゃんに

「心雑音が聞こえるので、一度市立病院で検査してください。紹介状を渡します。」

との結果が…
はっきり言って人目が無かったら、なんでよ!?といいながら泣き叫びたい気分でした。
でも、さすがに冷静にもなれなくて、友達に、もう、いろんなことありすぎ…とつぶやいてしまいました。

検診が終わると、事故相手の人が警察を呼んでいて、状況説明をし、必要なら事故証明が出るからと言う話を聞いて、その後その人の家に寄ったりして帰りました。

事故処理の話は、もう私が限界だったのと、どう決着したいかがわからなかったので、状況説明が終わると相棒に代わってもらいました。
相手の人はまあ悪くなかったのですが、相手の保険屋は「まともな仕事しろよ!人の話聞けよ!」というような保険屋でした。
(余談:相手はかなりのおじいちゃんで豪快な人でした。なにしろ、相棒が電話した開口一番「すいませんねぇ、あてちゃって!」といわれたとか、平日は連絡取るならうちは夜遅くないと駄目だけど、というと、「いやー、うちは夜早いんですよ!年寄りなもんで!」と言われたとか、細かく話をしに言ったら、保険システムをよくわかっていないようだったので、逐一説明してきて「なるほど〜」と言われたとか、話を進めるのに、こちらがごねてるから早く要求を聞いてくれと保険屋にいってもらうと話が早いよと言うと、がっはっはと笑っていたとか。事故相手ではありますが味のある面白いじいちゃんでした。)

うちの車はもともと細かい傷だらけだったので、さびさえ出なきゃへこんでてもいいやと言うつもりだったのですが、運悪く給油口がつぶれていて、修理代が保険の全損で出る金額の2倍以上になったため、廃車決定しました。
後数年乗って、車がつぶれて子供がもう少し大きくなってから変える予定だったのに、予定外出費決定です。