たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

なんとなく

今日はずっとしんどかった。現在進行形。
ほんとは明日人が来るから、部屋の掃除をする予定だったんだよなあ…


やっぱり妊娠出産関係では、私は後期の重さ大きさが一番辛い。
つまり、今が一番辛い。
人によっては、大きな胎動を感じて幸せでずっとこのままできたいと思ったなんて話も聞いた。
うらやましい。
が、分娩自体が最も苦痛な人にとっては、私の経験はきっとうらやましいと思われるだろう。
ほんと、千差万別だ。


この時期になって、産後のことなんかを具体的に考えると、やっぱり普段しまってある記憶の扉から、産前産後にうけた嫌な仕打ちが勝手によみがえってくる。
今日は、可愛い可愛い自分のこどもに対する、強くはないけれど純粋な憎しみの感情を持ってしまって辛かったことを思い出した。
もちろん、こどもには全く非はない。
こどもをだしにつかった人間のせいで、そういう苦しい感情が生まれてしまったのだ。
ものすごくその相手が恨めしい。
少なくとも、その憎しみの感情を、こどもではなく元凶に転嫁したい。
ほかでどんなに取り繕ったって、わが子に対する憎しみの感情を持たせた相手としての認識は一生変わらない。
まだ、軽いトラウマで引きずっているようだ。
可愛くて、愛しい、しかも本人にはまったく非のない事なのに、こんな感情がわいてきてしまう自分が、どんなに嫌で辛かったか。
今も書きながら泣きそうになってくる。


本当は、産後はきっちり回復するまで、3ヶ月くらい入院していたい。
もちろんひと月で回復するならひと月でいいのだが、自分の世話はプロに任せて、ゆっくり休んで、赤ちゃんにおっぱいをあげて、おむつを替えるだけ、の状態。
変に気をつかったり、悪いなあと思ったりしなくていい、あっさりした関係。


どうして出産って、こんなに命を削らないとできないものなんだろう。
せめて一週間くらいで回復するなら、後は自分で動けるのに。
そうしたら、人を当てにする必要もなく、心穏やかにこどもの世話が一人で全部できるのに。


早くて後2年半、遅くても3年かな。
3年たてば、こどもも成長する。
頼るのはプロだけで済む状態にもなる。
それまで、このもどかしさに耐えなければならない。
逆に、できればもっと早く耐える期間を終えたいから、なるべく早く自分の体が復活するように、産後しばらく心を鈍く鈍くして、神経を迷惑なくらい図太くして、体を回復させたい。
そうすれば、きっとこどもが成長し切れていない分、自分のパワーで無理できるはず。
少し早めに体は無理して、しかし心は早めに平穏に保って、こどもが成長してから改めて体の無理を休める、と言うのが理想。


まあ、分娩時までどうなるか全く予想がつかないんだけど、後の子育て期間のためにも、なるべく楽に産めますように…