たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

SL-C1000

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/050311-a.html


さて、この製品ですが、ターゲットは誰でしょう?


単体で見てならそれなりに良いと思うんですが、ラインナップからの位置づけを考えると、とても中途半端だと思ってしまいます。


もし、C3000が出る前なら…*1
もし、あと1万円安かったら…*2
もし、無線LANが付いていたら…*3
もし、C860以前がすでに市場に無くなってからだったら…*4


など、他と比べてもC1000を選ぶほどのアピールポイントが少ないんですね。
だからどうしても首を傾げてしまう。
なぜ、今このスペックと値段でなのか。


これをおすすめできるのは、まだザウを持っていないお財布に余裕のある人でしょうか。
本来私はPDAは適正価格で売って欲しいと思っているのですが(そりゃ個人的には安いと嬉しいけど、ね。)、それと同時に高いモノと安いモノを明確に分けて欲しいとも思っています。
それでいくと、C3000の廉価版としては、やっぱり1万円高いよなあ、と思ってしまうわけです。
スペック的には適正か頑張っている価格だと思いますが、その位置づけを考えるとどうしても、中途半端な感が拭えません。


しかも、今ならまだC750以降が(ヤフオクなども含めて)十分出回っているでしょう。
C860に至っては、当然店頭にもそれなりに。
だとしたら、「廉価版」を求めている人にとっては、値が安くなった前機種のほうが魅力的ではないでしょうか?
値段の安さに重きを置く場合、多少の機能やスペックの低さは思い切りよくあきらめます。
が、今回の場合は、「あきらめる」ほどの違いは無いと感じます。


それでも、「カスタマイズ無しにすぐ使える」のは、一般的ビジネスユースとしてはポイントが高いのでしょうか?
でもこういうの買う人って、やっぱ多少はいじるの好きだと思うんだけどなあ…
一番のポイントは、前機種と悩むとき、「C4桁機種のみ対応の周辺機器」の出現が考えられることでしょうか…
でもそれってずっと同じ機械をできれば使いたい私には嬉しくないんだけどなあ…


このマシンが相対ではなく絶対で評価され出すのはC700番台がほぼ入手できなくなり、C860も店頭から消えたときのような気がします。
でも、きっとその時には更に後継機がでてるような……
……それともすでにC860は消えている?
だったら逆に…ナイスタイミングってことで、ここから上に書いたことは意味無しになってしまうんですが。
いや、ほんとにそうならそのほうがいいんだけどね。


いっそのこと、携帯電話と無線でつながって、普段はA、時々CのDシリーズとか作ってくれないですかね(笑)


あれ?なんか、一言感想をと思っただけなのに、語ってしまった(^^;

*1:E21の時のように、新しいこととハードが使いやすくなったのが売りになったのでは?

*2:C3000は高いとスルーした人も考えるのでは?

*3:欲しがっている人は多いと思うんだけどなあ?

*4:後継機としては丁度良いんだけど…