年長さんと日食の話

ちょっとしたタイミングやらきっかけやらで、テラのクラスのお手伝いに行った際に日食の話をしてきた。
今までは担任の先生と雑談的に話していただけだけど、「日食の話をするよ」と言った上で話すとなると、ついでとはいえもう気持ちは仕事の領域。
下手な話をして自らの価値を下げるわけには行かない。
準備する時間が無いなりに、もともとどうこどもに説明したらわかりやすいか等と頭の中では考えていたこともあって、プチプチ講演準備はできた。
お話自体は、久々にこども（しかも小さいこども）相手のお話ということで、思ったより時間をかけすぎてしまったのが失敗だったが、むずかしい〜と言いながらも、真剣に、楽しく聞いてくれ、写真や資料も見せて見せて！状態で、とてもいい会になった。
むずかしい〜という子達に、今はわからなくてもいいよ、と、大きくなってお勉強した時に、ああ、幼稚園の時に聞いたのはこれだ！と思うときがくるよと、あえてちょっと難しいまま話す。
それに、このくらいのこどもたちって、どんどん成長したがっているから、「ちょっと」難しい話を喜んでくれる。
そこのさじ加減もまた楽しいながらも難しい。
ついでに虫歯と宇宙飛行士の話をして、完璧な治療をしたら大丈夫だけど、それでも虫歯は無いほうがいいもんね、歯磨きしようね、と話を〆て給食。
ある男の子に、「テラくんと同じ組でよかった！テラくんのお母さんの話が聞けたから！」と言われて、とても嬉しかった。
そして、先生によると、給食後いつもは歯磨きを結構促す必要があるのに、今日はみんなどんどん自分から歯を磨きに行ったとのこと。
自分で気づいて、やらなきゃ、と思うのが一番動けるんだよねと実感。
ここしばらく幼稚園行事てんこ盛りで*1大変だったが、そのおかげで今日のお話の機会が出来たような物なので、結果オーライかな。
時間をかけすぎてしまった反省とともに、もう少し短くまとめなおしておこう。

*1:まだ更にちょびっとあるけど。まあ、気楽な行事なので大変度は低いが。