たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

またか…

SSU2007-02-07

柳沢厚労相:子ども2人以上「健全」発言、波紋に拍車

まーた「こんな時」にこんなことを言っている…
そして、その発言の裏に見えるものを敏感に察知して嫌な思いをする当事者を置き去りにして、不快感を表す人は揚げ足取りとか頭悪いとか蔑むのがでてくるんだろうな。特にネットで元気なタイプのところには。
私はそっちのほうがよっぽど頭にくる。
他人事だからって、偉そうなこと言ってんじゃないよ。
当事者の苦しみを少しでもわかってから言え…っつっても、わかってたら言わないよなあ、あんなこと。
ほんっとにわからないから言えるんだよな、あんなこと。
いいねー、この苦しみを知ることがないなんて、幸せで。
だから、そういう奴らへ恰好の餌を与えた(しかもその餌は当事者や当事者を救うためには毒になる)失言大臣は、人を助けるんじゃなくって切り捨てる仕事させろって。
いい人っぽい人が必ずしもいい仕事をするわけじゃないのは、身の回りを見渡せば誰でもわかるだろうが。


産む機械として健全に機能した私でも、こうやって嫌味のひとつも言いたくなるんですが。
そして、もう一度言う。
産む気がない、産みたくない人に無理強いしたり洗脳しようとしたりするんではなくて、産みたい人が安心して産める環境と、今いるこどもたちが幸せに育っていける環境をすぐ作れ。
まずは政治家の給料を減らしてでも、妊娠出産にかかわる病院代に保健適用しろ。
こどもが三人いていいなー、ほんとはもっと欲しいんだけどなー、と言う、一人or二人産んだ人はいっぱいいる。
そして、その人たちは、ただうらやむだけではなく、三人ならではの大変さにも気使いしてくれる。
当事者達は、保育の現場は、わかっている。
足の引っ張りあいなんかしていない。
助け合っている。
そこを動けるように、政治家は仕事しろ。
そうしたら、幸せな母親と幸せなこどもは必ず増える。
父親だって、妻子がより幸せなほうが嬉しいに決まっている。*1
もちろん、産む事を強要される人もぐっと減る。*2
政治家は、国を挙げての御家制度はいいかげんやめて国民の幸せのために働け。


追記
この人、先の弁解で「娘には男と同じ教育を受けさせた」なんてことも言ってるんだよなあ。
面倒だから黙ってたけど、これも同類だよ、と蒸し返してみる。

*1:例外として、モラハラしてる人は恐ろしいことに、相手が不幸であるほど嬉しいらしい。

*2:腹立たしいことだが、どんなに減っても、一親戚レベルでは永遠になくならないだろうから…