たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

苦行の日々

妊娠出産関係で、今が一番辛い。
私は体質的におなか、しかも前側に全部集まってくるので、本当にすべてをそこで支えるようになる。
同時期の妊婦さんにまで、重そう、大変そう、と言われるほど。
ほんとに重い。
前にも書いたが、10kg超のおもりをおなかにくくりつけているだけとはわけが違う。
骨は緩んでいるし、激しい胎動でがんがんけられるし、最近は下がってきたのか、股関節をぐいぐいとやられる。
また、もともとそれだけを支える足をしていないので、きしんで折れそうな感覚に陥る。
車に乗ると、おなかが使えて座席の調整ができない。
左右確認で身を乗り出すくらいの上体の傾斜でもおなかにつかえて苦しい。
静岡特有の「まず左右を見ずに突っ込んでから止まる」オヤジ車と遭遇した瞬間に、危険察知のため緊張しておなかが一気に張る。
張ったまま運転し続けなければいけないあの苦痛は、経験した人にしかわかるまい。
がたがた道で胎動が激しくなったときも痛くてたまらない。
部屋のおかたづけも、立って歩いてしゃがんでまた立っての繰り返しなので、本当に辛い。
運転代行、しゃがむ作業代行のヘルパーが欲しい。


で、おもりつけるだけとの何よりの違いは、そのおなかを大切にかばわないといけないこと。
妊婦体験ジャケットなんかもあるけど、重さだけだし、肩で支えてるし、乱暴に扱っても問題ないし、ホルモンバランス代わらないし、血流量も血圧も変わらないし、食事に気をつかうこともないし、妊娠中毒症や早期胎盤剥離の恐怖もないし…
それでも、こんだけ重いんだよということだけでもわかってもらえるほうがいいのかも知れない。
それでも、相棒のようにジャケットつけて、重いでしょ、と聞くと、たかがって顔して、妊婦の私につけてみろと言わんばかりに差し出して、驚いた保健師さんに「きゃあああやめてくださいっ!!!」と叫ばせるような奴もいるんだよね。
最初の妊娠の時だから、相棒はもうこのこと忘れてるかもしれないけど、私にとっては一生忘れられないことのうちの一つ。
気遣うどころかたかが扱いだもんな。
あー、書いてたらまた腹立ってきた(笑)


それはそれとして、ほんと、今このときが一番苦痛。
毎日毎日が苦行。
でも再来週には、現代医学の範疇でいつ生まれてもOKになる。
もう、そうなったらすぐにでも生まれてくれ。
生まれてからはもっと大変だけど、どうせ必ず来る大変なんだから、少しでもその前の大変が少なくなって欲しい。
早く6/3になれーーーーー!