大人と話したい
だって、どこに出るわけでもなく、地下の仕事部屋にこもって、ペタペタ漫画を描いて。眠って子どもを送り出して、また漫画描いて……。今は子どもが話し相手になるけど、赤ちゃんのころは1日中、「でちゅねえ」とか「アバババ」とかですよ。「日本語を話した〜い!」って、本当に思うもの(笑い)。後で聞いたら、お母さん仲間もみんな「そうそう」って言ってた。
ああ〜〜、わかるわかるわかる。
ほんとそう。
大人と話したいんだよね。
とにかく「宅配便屋さんに『ありがとう』」以上のことが。
身のある話とか、楽しい話とかじゃなくていいから、という切実な思い。
それらを熱望するのは、ありがとう以上の話ができた後だ。
まずはせめて夫と。
それがクリアできたらせめて他人と。
その次はせめてこどもネタ以外で。
さらにすすんで生活関連ネタ以外で。
それができたら、趣味の話や仕事の話、将来の展望……
そして…いろいろ段階を踏まえて…
最終的には、私の場合研究室にいたときのような感じの雑談。
第五段階なんて、結婚前は当たり前にできていた些細な日常なのに………
体がしんどくても、気力を取り戻すためにPCに向かうところなんかもわかるなあ……
ほんと、わかるなあ………