たまごや日記

日記だから文章はてきとう。過去の私と今の私の間には別人になるようなエピソードが挟まっているかもしれません。

妊娠出産のことを書いていて思い出したこと

記録で以前書いているかもしれないけど。
ソルを生んだ後、分娩室で意識がとお〜くなっていった。
自分でもこれは危ないと思ってナースコールして処置をしてもらったのだが、その間、相棒はとってもくだらないこと(内容失念)をあれこれと言い続けていた。
ただ、それが私の気を紛らわせようとしていってくれてるんだろうなー、ということはよく伝わってきたので、ありがとうという気分だった。
けど、内容的には、生理食塩水がどうの(点滴を見て)とか言う話もあったので、人によっては「こんなときにそんな話して!」と怒ってしまうかもしれない。
ああ、そういえば、ソルを生んだ直後に、「いろいろあったから泣いちゃうかもしれないと思ったけど、ものすごい幸福感を感じていて、嬉しくてたまらない。」と言うと、「ドーパミンが…」とか言っていたのも、人によっては怒るかもな(笑)
ただ、私は、ああ、そうだね…ってそれかよー!そうくるかー!という感じだった。
陣痛で腰をさすってくれているときも、予想に反してうまかったのでそう言うと、収縮を見る機械と連動していてなるほど〜と思うとか言っていたし。


結局、夫婦の間の取り決めに、世の常識は通用しないんだな。
もちろん、相手のことを思うがゆえに他人を参考にすることはいっぱいあるだろうけど、世の中で黒といわれていることでも、夫婦の間だけで白で通用するなら、それでいいんだよね。
そのすりあわせがきちんとできていることが大切なんだ。
そうなっていないときには、どちらかが一方的に我慢しないで、どのグレーで折り合いをつけるかを話し合うことが大切。
一方的な我慢はいずれ限界が来る。
自分が苦しいと思うことがあれば、そう伝えればいい。
相手はそれに気づいていないだけかもしれないし、逆に自分の勘違いを教えてくれるかもしれない。
二人一緒にいろんなグレーを無理なく抱えていられる、そうやってずっと仲良く家族として暮らして生きたい。