ごはんを食べるのがめんどくさい
正確には、日々の糧を摂取するのがめんどくさい。
大学生の頃、よくふらふらになった状態でご飯を食べていた。
家事は一通りできていたので特に困ることはなかったのだけれど、もともと日々のご飯に対する関心が薄いのか、今のテラのようにわーいごはんごはん♪みたいなのが無かったので、おなかがすいてないのにご飯を作ろうという気になれなかった。
当然、まともなご飯を作るにはそれなりの時間がかかる。
おなかがすいてから作っていると、腹ペコ状態になってもまだ出来上がらず、おなかすいたー、辛いー、しんどいー、ちからでないー、と思いながらでもまだ完成していないということがままあった。
おなかがすく前に作り出さないといけないなと何度も思った。
しかし、少しもおなかがすいていないと作る気にならない、というか気付かない。
好きでもないことを、しなければならない状況になっていないのにその「準備」に手を付けるなんてなかなかできることではない。
しかも自分の好きなように暮らせる一人暮らしの時に。
更にそれが好きなことをしている時だとなおのこと。
結果、ちょっとおなかがすいてから作り始めると間に合わない、ということになってしまっていた。
多分料理が嫌いなわけではない。
むしろ、作りたい時に作る料理は好きだし、食べたいものがあるときには積極的に作る気になることもある。
レシピ研究は楽しい。
したいわけではないのにしなければならない日々の食事がただただめんどくさいのだ。
加えて今は自分がいらない時にもこどもの世話でご飯の準備をしたりするし。
もっと食べること自体が好きだったらよかったのかな。
食べたいときには必ず作る気が起きてそれだけ作って食べればいい暮らしがしたいなぁ。